Category : 科学者を育てたSFアニメ

元祖スーパーロボット「マジンガーZ」

日本のロボット作品にとって"偉大な発明"となる、人間が乗り込み操縦する巨大ロボットが初めて登場したのが永井豪「マジンガーZ」です。アニメ化を前提としてマンガ版の連載も始まったこの作品ですが、知名度としてはマンガ版の方が圧倒的に高いでしょう。その意味で、ロボットアニメのブームを巻き起こした作品でもあります。

「マジンガーZ」以前のロボットものは、「鉄腕アトム」のように人間と同じく考え行動するロボット、あるいは「鉄人28号」のように外部から操縦する、機械や道具のようなロボットでした。それらのロボットとは違うロボット作品を描こうとした永井豪は、渋滞にはまった車に乗っている際に「この車に足が生えて、前の車を跨いでいければ」と思い付き、そこから"乗り込むロボット"のアイデアに発展したといいます。

このアイデアから巨大ロボット・マジンガーZが誕生しますが、とくに大ヒットとなったのがアニメ版でした。視聴率で30%超えという驚異的なヒットとなり、多くのキャラクター商品も登場。とくにマジンガーZのフィギュアである「超合金」シリーズや、全長60cmと大型なポリプロピレン製フィギュア「ジャンボマシンダー」が大ヒットを記録し、後の「ロボットアニメ&玩具販売」というビジネスモデルを確率させます。

また、マジンガーZは後のロボットものの定番となる設定も、ほぼ備えていました。操縦席のみ別のメカとして独立しており、乗り込んで合体することで動くアイデアや、ブレストファイアー、ルストハリケーンなどの内蔵型の多彩な武器、腕を飛ばして攻撃するロケットパンチ、味方のロボの存在、物語途中のパワーアップ要素・ジェットスクランダー。これらの設定は続編「グレートマジンガー」「UFOロボ グレンダイザー」にも引き継がれましたし、その他の作品のフォーマットとなりました。

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