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リアルロボットの伝説はここから!機動戦士ガンダムが作ったロボットアニメの概念

機動戦士ガンダム アニメにおけるロボット物ジャンルは、当初は子供がメインターゲットであり、それを意識した要素がたくさん散りばめられていました。小学生くらいの子供が主役だったり、主人公が乗るロボットにも意思があったり…アラフィフなら、該当する作品もいくつか思い浮かぶでしょう。

そうしたアニメは、どれもリアリティーより夢を重視していたものですが、この流れに一石を投じた作品が『機動戦士ガンダム』です。今もなお新シリーズが作られている伝説的なアニメの初代は、アラフィフにとっても思い出深い一作でしょう。

リアルロボットはガンダムが作り上げた概念です

ガンダムというアニメは、放送された当時はとても異色の作品でした。それまでのロボットアニメでは、不思議な力で動く正義の味方こそがロボットのあるべき姿という感じでしたが、ガンダムは違います。

ガンダムはミリタリー色が強く、あくまでも兵器としての側面が強いロボットだったのです。極端な話、ガンダムというのは誰が乗ったとしても同じで、動かす人間次第で正義にも悪にもなったことでしょう。これは現実に存在する武器にも共通しており、兵器自体に善悪の区分がありませんでした。

味方にも敵にも大義があった重厚なシナリオ

それまでのロボットアニメの敵というのは、人類を滅ぼそうとする怪人のような、まさに誰が見ても敵と呼べる分かりやすい存在でした。しかし、ガンダムはそこも違っています。

主人公側が所属するのが地球連邦軍、敵側がジオン公国軍と呼ばれる勢力に分かれていたのですが、双方が人間であり、どちらにも戦うだけの理由があったのです。

ジオン公国軍は宇宙で暮らす人々を地球側の圧政から解放することを掲げ、地球連邦軍はジオンから地球を守るために戦う…多くのアニメでは主人公側に絶対の正義があったのですが、ガンダムでは敵側の思想を支持する視聴者も多く存在し、未だに両陣営のファンの間で議論が繰り広げられています。

こうした設定は当時の中高生にとって非常に新鮮で、アニメ離れをしていた世代をも虜にしたのです。ただ単にロボットが悪を倒すだけでなく、本当の敵とは誰なのか、なぜ戦わなくてはいけないのか…そうした苦悩を繰り返し、ロボットを使った戦争が描かれていきました。

プラモデル人気も爆発させたガンダム

ロボットアニメといえば玩具展開にも力を入れましたが、ガンダムでもそこは共通しています。それまでのプラモデルといえば戦艦や戦闘機が多かったのですが、ガンダムのプラモ…通称ガンプラが発売されると、こちらも大ヒットとなりました。

簡単に作れて存在感があるその姿は子供にも大人にも人気を博し、今でも新旧関わらず、多くのモビルスーツ(ガンダム世界でのロボットの呼称)がプラモ化しています。低価格で作りやすいモデルから、細部にまでこだわったプロ志向なシリーズも同時販売されているので、アラフィフの方も満足できるでしょう。

Blu-rayでもガンダムは見られます!

初代ガンダムは非常に古いアニメながらも、年齢に関わらず高い評価を得ていることもあり、DVDだけでなくBlu-rayという比較的新しい媒体でも発売されています。

アラフィフの人が久々に見返したいという場合でも、簡単に視聴できるのは嬉しいですね。映像も綺麗で見やすくなっていますので、久々にガンダムの世界にどっぷり浸かるのも良いでしょう。