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悲劇の中でも正義を貫いたサイボーグ009

サイボーグ009 悪の手先として生きていたのに、突如正義に目覚めて反旗を翻す…こうしたシチュエーションは定番でありながら、人気だったので今も昔もよく使われています。アラフィフが見てきたアニメの中でも、いくつか思い当たる作品があるのではないでしょうか?

こうしたシチュエーションに該当する作品としては、往年の名作である『サイボーグ009』が挙げられますね。石ノ森章太郎原作のこの作品は、SFアニメの中でも特に印象が強い作品だったので、アラフィフの人は当時のことも思い出してみましょう。

サイボーグに改造された悲劇の主人公

サイボーグというのは、簡単に説明すれば『元は人間だった機械生命体』です。現実世界では過酷な環境に耐えるために研究が進められていましたが、今現在では医療分野に活かされるにとどまっています。

しかし、アニメの中では悪の組織が手先にすべく、主人公である島村ジョーの人体を改造した結果、サイボーグ009が誕生してしまったのです。自分の意思ではなく悪意によって人間ではなくなったのですから、まさに悲劇の主人公といっても良いでしょう。

ですが島村ジョーはそれでも正義の心を失うことなく、悪の組織に対して反旗を翻し、戦うことを決意します。悲劇の主人公は昔から人気がありましたが、サイボーグ009でもそれは同じでした。

人間じゃなくなっても人間のために戦うヒーローたち

サイボーグは001から009まで存在し、彼らは皆人間ではありません。見た目こそ人間そのものではありますが、改造されている以上は常人とは異なり、それゆえの悩みも抱えています。

ですがそんな現実に挫けずに戦い、他のメンバーの仲間と共に正義を貫く姿には、多くの人が感動しました。逆境であるがこそ彼らの尊い精神はより一層輝き、私たちに多くのことを教えてくれましたね。

たとえ悪に身をやつしても、正義の心があれば何度でも立ち上がることができる…これをサイボーグ009から学んだアラフィフもいるでしょう。そうしたテーマで作られている作品だけあって、今でもリメイクされることがあります。

格好良い特殊能力にも注目!つい真似したくなるその力

サイボーグたちの境遇はかなり重いのですが、一度戦闘となれば、彼らの特殊能力を生かした戦い方に心躍らせることもあったでしょう。人間離れした力は多くの人にとって憧れの的で、アラフィフ世代の人たちも昔は真似をしようとしたかもしれません。

特に主人公でもある009の特殊能力である、『加速装置』は印象に残っている人も多いでしょう。スイッチを押すことで段階的に加速していき、最大でマッハ5という想像もできないスピードの世界で戦うことができます。

他にも空を飛んだり、あらゆるものに変身したりするなど、現代でも憧れる人が多い能力ばかりです。こうしたSFの世界を再現すべく努力している人が現実にもたくさんいて、少しずつではありますが研究は前進しています。

こうしたSFアニメが活発だった日本では特に顕著で、いつかサイボーグたちの能力を生身で使える日が来るのかもしれませんね。でも、そうした力があると間違ったことに使う人間も出てきてしまうでしょう。

そんな時は、サイボーグたちのことを思い出してください。彼らのように正義の心を持ち続ければ、その力も人を救うために扱えるのは間違いありません。