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テレビから飛び出したヒーローたち

ヒーローたち ここ数年、70年代アニメの実写版が注目されています。CGなど技術の進歩により、以前では難しかったシーンも、今は表現できるようになりました。その関係もあり次々と実写版が映画化されています。では、実写化されたヒーローたちを紹介しましょう。

CGをふんだんに使った実写版『CASSHERN』

2004年に公開された、実写版映画『CASSHERN』は、何かと話題の多い映画でした。

この作品で商業映画監督デビューした映像作家"紀里谷和明"は、歌手の"宇多田ヒカル"と結婚したばかりで(今は離婚)、主題歌も"宇多田ヒカル"が担当することで話題になりました。

ほとんどがCGを使った全編スタジオ撮影のグリーンバック合成が使われたことでも、取り上げられました。紀里谷和明は、この作品で"2004年度高崎映画祭若手監督グランプリ"を受賞しています。また、キャスティングが豪華なことでも、かなり注目されました。

しかし制作費6億円に対して、興行収入は約15億3000万とまずまずの結果を出したにも拘らず、マスコミからの評価は低いものでした。当時の妻、宇多田ヒカルの力が影響したと、辛口のコメントも多く"コケた"イメージにされてしまったのです。

アニメでも、実写版でも、実社会でも『キャシャーン』は、なにか煮え切らない想いを残し、スッキリしたハッピーエンドには終わらないようですね。

コケにコケた実写版『ガッチャマン』

アニメで有名なタツノコプロから、『心臓人間キャシャーン』『マッハGO!GO!GO!』『ヤッターマン』に続く作品です。2007年に『ヤッターマン』製作発表と共に『ガッチャマン』の製作も同時発表されました。

当時はキャスティングも全て秘密。謎めいた製作発表となりました。2012年に入り『ガッチャマン』は日本テレビ開局60周年、日活100周年、タツノコプロ50周年記念作品として製作されると発表され、撮影が始まりました。

翌年2013年には、衣装の一部も発表されましたが、世間の反応はイマイチ盛り上がりを見せないまま同年夏に公開となりました。結果、最終興行収入は4億8000万円の大失態。映画評論家からも100点中4点と酷い評価で、実際に映画館に足を運んだ観客からも原作へのリスペクトが存在しないと批判が目立ちました。

映画雑誌『映画秘宝』の発表では2013年ワーストランキングで6位となり、コケに、コケた結果と終わりました。ガッチャマンが鳥ではないなど、あまりにも原作を無視した設定と、メンバーの三角関係に重点を置いた恋愛ストーリーなどが批判の要因となったようです。

どんなに技術が進んでも、アニメに実写は勝てないようですね。観客には中高年の方も多く、子供のころ愛したアニメだけに期待も大きいのかもしれません。いつかアラフィフ世代も納得のいく、実写版ができることを楽しみに待っていましょう。