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はちゃめちゃなストーリーでも面白かった本宮ひろ史

本宮ひろ史のマンガの醍醐味は、話が大きいこと。最初な小さなことからスタートして、どんどん大きくなります。スケールの大きさでは、日本一のマンガ家です。

本宮ひろ史はマンガ会の五木寛之

本宮ひろ史の作品を読めば、男のかっこよい生き様と同時に、エッチなネタも仕入れられるという一挙両得のマンガでした。五木寛之が書いた「青春の門」では、主人公がさまざまな試練を乗り越えていきつつ、次々と女性とエッチな関係になる点で、高い人気を誇ったのと似ています。
荒唐無稽な話ばかりで馬鹿馬鹿しいとも感じながらも、夢のあるストーリーとセックスネタに多くの子供たちが強烈に惹かれました。

「俺の空」は最初からエッチ

「俺の空」は、大財閥の息子が伴侶を見つけるため全国行脚をするというハチャメチャなストーリー。主人公の人物の大きさゆえ、いろんな出会いが起こります。日本中の大物と出会い人間的にもどんどん成長します。
性的にもラッキーの連続。最初は担任の先生。旅立つ主人公が「初めての相手をして欲しい」と頼むと、ちゃんと相手をしてくれます。こんな夢のようなことが起こらないかと、全国の高校生が女教師をそういう目で見つめ続けるという事態にも発展しました。行く先々で女性と出会い、皆簡単に体を開くという、男にとってはまったく都合の良い話です。
それなのに、読者の人気は絶大。本宮ひろ史はカリスマでした。
「俺の空」を読み返して刺激を受けたとしても、熟年にさしかかった男性には同じようなことは出来ません。気力はあっても身体はなかなか付いてこないもの。それでも昔あこがれたように魅力的な男として女性といたしたい、というのであればED治療薬の助けを借りましょう。試したことがない方はご存じないでしょうが、有効率がとても高い薬なので、満足度はとても高いといわれています。

収拾がつかなった最初のマンガ 男一匹ガキ大将

「男一匹ガキ大将」は、どんどん話が大きくなってしまった田舎者の話です。主人公戸川万吉は、ケンカが好きな少年。人物が大きいのでケンカをするたびに仲間が増えます。この手のストーリーにありがちなことですが、一人の難敵を倒すと、次はもっと大きな敵を作らなければならなくなります。
最初はただの田舎者のガキ大将話だったものが、やくざや経済界の大物などを登場させなければならなくなり、物語としては破たんします。本宮自身も途中で破たんしてしまい、投げ出して逃亡します。編集者宛に、主人公が死んだ場面の絵を残して姿を隠してしまったそうです。そのときは、編集者が主人公の死亡部分を消して連載を強制的に続けさせました。

代表作は上記以外には「サラリーマン金太郎」くらしかありませんが、ハチャメチャな物語を長く描いた作家ですので、記憶に強烈にのこります。