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新しい家族は、あばしり一家

新しい家族は、あばしり一家70年代に入ると、マンガの幅も広がり始めます。5大少年誌の最後に登場した秋田書店の「少年チャンピオン」は、それまでになかった作品を次々と送り出します。恋愛ものやエッチなものまで多彩です。

少年マンガとしては珍しい恋愛ものの「朝日の恋人」は、「太陽の恋人」と改題されてドラマ化。梶原一騎の原作にしては珍しく、ロマンティックなストーリーです。歌手の「天地真理」は、この漫画のヒロインの名前から芸名をとっています。

聖書の記述がタイトルとなった「バビル二世」は、超能力者の物語として秀逸です。主人公の浩一と悪役のヨミは宇宙人の子孫という設定。対立構造がありながらも実は血縁者という設定は、映画「スターウオーズ」にも見られます。

「ドカベン」「魔太郎がくる」「ブラック・ジャック」「キューティハニー」「がきデカ」「マカロニほうれん荘」などなど、斬新な作品が次々掲載されました。1970年代後半には、「少年ジャンプ」を抜いてトップの売上部数に躍進します。

創刊時から「チャンピオン」の人気を支えたのが「あばしり一家」。セクシー場面満載で絶大な人気を集めました。

「菊之助」のヌードに皆が興奮しました

永井豪の作品は刺激的なものが多く人気があります。中でも、暴力とエロとギャグの3つの要素がとてもうまくミックスされたこの作品は、一番の秀作です。さまざまな面白みのあるマンガですが、一家の長女「菊之助」のヌード場面はエロティクで大人気。「勃起ということを初めて知ったのはこのマンガ」という子供が結構いました。

あなたも、今読んでどうなるかをぜひ試してみてください。中には「精神的には興奮したけれどどうも下半身がついてこない…」と寂しい気持ちになる人もいるかも知れません。もしそうであれば、EDの専門クリニックをお勧めします。昔と違って、多くの場合EDは治療すれば治る病気として認知されています。あまり恥ずかしがる必要もなくなってきたのではないでしょうか。

「菊之助」以外にも、長男「五エ門」に痴漢ばかりされる「赤黄みどり」「赤黄ムラサキ」姉妹も、しばしばヌードになるエロティックなキャラクターです。永井豪の他の作品とも通ずるところがあり、「菊之助」はキューティハニーにも登場します。

少年漫画に新風を吹き込んだ少年チャンピオン。その中核となった作品はどれも面白いです。ワクワクドキドキのマンガをもう一度読んでみてください。「あばしり一家」は特にお勧めです。