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ウーマンリブで女子にも根性!女の子だって強い

ウーマンリブで女子にも根性!女の子だって強い1964年の東京オリンピックで日本の女子バレーボールチームが金メダルを獲得。「東洋の魔女」と呼ばれて、一大バレーボールブームを巻き起こしました。それまでは、「スポーツ物の主人公は男子」というのが常識でしたが、少女漫画にもスポ根ものが登場します。その中心となったのが、「アタックNO.1」。

それに対抗して登場したのが「サインはV」。同じく女子バレーボールのスポ根ものです。女子のスポーツものは、なぜかその後はあまりヒット作は生まれず、唯一「エースをねらえ」だけが続きました。いずれも超人気のマンガでしたので、「女子のスポ根」が定着しなかった理由はミステリーです。どちらもぜひ読みたい作品です。

だって涙が出ちゃう、で男子もコロリ ~アタックNo.1

1968年から「週刊マーガレット」に連載を開始し、瞬く間に人気NO.1マンガとなりました。翌年にはテレビアニメ化もされます。女子高校生が真面目にバレーボールに取り組むという物語です。少女マンガなのに、恋愛ざたはあまりありません。

主人公はインターハイで優勝し、社会人チームに入りオールジャパンでも中心選手として活躍します。まとめてしまうと、「一所懸命がんばてって、最後は勝つ」というだけのストーリーです。ワザらしいワザもなく、例えば「回転レシーブ」程度のものが大技として取り上げられます。それでも、主人公が必死に頑張る姿があまりにも純粋なので、心を打たれてしまうマンガです。

▷▷ アタックNo.1を一気読み

勝つということを「V」で表すと教えてくれました ~サインはV

1968年に「少女フレンド」に連載されたマンガです。翌年にはアニメではなく実写版でテレビ番組化されました。熱狂的な人気を集め40%近い高視聴率を獲得したスポ根ドラマの草分けです。

「アタックNo.1」に対抗する作品として制作されたという背景があるため、さまざまな点で対照的。鬼コーチによる猛烈なトレーニングがありました。「女の子に、こんな指導してもいいの?」と思わせるほどの強烈さ。

魔球もあみだしました。ふたりのアタッカーがX字型に交差しながらジャンプしアタックするという「エックス攻撃」。相手は誰が打つのかわからないので、ブロックできません。稲妻のように光りながら、揺れながら落下する「稲妻サーブ」。現在のバレーボールでは似たような攻撃や魔球が実際にあるので、「先見の明」といえるものでした。

女の子のスポ根という珍しいマンガですので、ぜひもう一度読んでみてください。